アドヴィックスの足跡
アドヴィックスは、誕生以来急速な成長を遂げてきた。その中でも重要なポイントを3つ挙げ、象徴的な出来事をいくつか取り上げる。
日本初のブレーキシステムサプライヤーとして誕生
2001
株式会社アドヴィックス設立
日本初のブレーキシステムサプライヤー
カーメーカーのグローバル展開と環境への取り組みに対するニーズが高まるなか、アイシン精機・デンソー・住友電気工業の3社のブレーキ部門が結集。各部品単独ではなく、ブレーキシステム全体を開発・販売するサプライヤーとしてアドヴィックスが誕生した。
2004
本社屋竣工
人と技術の結集
設立後も社員の勤務地は前所属3社の拠点に分散していた。開発を加速させるため、本社屋を建造。自分たちのシンボルとなる建屋で、成長に向けた新たな一歩を踏み出した。
世の中のニーズに応える、よりよいモノづくりへの挑戦
2002
ADVICS North America設立
北米への進出
海外でもブレーキシステムの供給ができるよう、会社設立2年目にして海外進出。デトロイトに開発・販売拠点を構え、北米市場という大きなマーケットに挑戦。2003年には、生産拠点を設立し、開発・生産・販売体制を整備。
2003
ASEANへの進出
2004
愛徳克斯(天津)設立
中国への進出
大きな人口を抱え、今後巨大マーケットとなりうる中国へと進出。華北の天津、華南の広州にて、生産と販売が行える拠点を設立。現地生産化を進めることで、成長を続ける中国市場への柔軟な供給が可能になった。
2010
刈谷工場取得 ASブレーキシステムズ取得
製販一体の実現
開発と生産の連携を高め、世の中のニーズによりスピーディに応えていくため、生産部門を統合。アイシン精機より刈谷工場およびASブレーキシステムズを取得し、国内で開発・生産・販売すべてを一貫して行える体制が整った。
2011
ADVICS Europe設立
欧州への進出
欧州における新規顧客開拓とビジネス獲得を図るため、ドイツに開発・販売拠点を設立。
2014
ADVICS Automotiva Latin America設立
南米への進出
ADVICS South Africa設立
アフリカへの進出
今後経済発展とともに急速な自動車需要の増大が予想される南米・アフリカにも進出を果たした。海外拠点の総数は世界で21(※)に増え、グローバルサプライヤーとしての成長の歩みを大きく進めた。(※持分法適用会社含まず)
新たなクルマ社会を実現する、新技術開発強化
2015
テクニカルセンター竣工
次世代技術の開発体制整備
自動運転や車両運動性能向上に関する技術開発を加速させるため、テクニカルセンターを建設。これからのクルマに求められる「安全・環境・快適」の機能を高めるための研究開発体制を強化していく。
半田工場竣工
次世代技術の生産体制拡大
愛知県半田市に新たな工場を建設。横滑り防止装置ESCや、回生協調ブレーキなど、制御ブレーキ製品の生産機能を集約・拡大した。次世代技術のさらなる競争力向上を目指していく。
2019
新会社設立
自動運転の技術開発に
誰もが安心・安全に移動できる自動運転の実現のため、トヨタグループ4社による合弁会社を設立。