アイシン学園について

「アイシン学園」は、将来、世界中のものづくり現場で活躍する「リーダー」を育てる学校です。全寮制で1年間、日本全国や世界から集まった仲間と一緒に機械加工やプログラミングなどの最先端技能を学ぶのはもちろん、あいさつや礼儀など社会人としての必要な規律・マナー、リーダーシップなどの人間性も磨いて、世界中のものづくりをひっぱっていく人材を目指します。

アイシン学園の使命

自分自身のリーダー → 仲間のリーダー → 会社のリーダー
  • MISSION
    01.

    ものづくり現場の管理監督者

  • MISSION
    02.

    ものづくりに革新を起こす高度技能者

  • MISSION
    03.

    世界にものづくりを伝える技能伝承者

設備の写真
設備の写真

学園生活は決して楽なものではありませんが、日々変化する自動車業界の最前線で活躍できる基礎知識や技術を身につけることができます。

入校から職場配属までの流れ

アドヴィックスに入社を希望される方のうち、高校での成績や生活態度がリーダー候補として認められた少数先鋭が入校。機械加工科・製造設備科・コンピュータ制御科のいずれかを専攻し、カリキュラムに沿って知識や技能を習得し、1年後、アドヴィックスの各部門へ配属されます。アイシン学園に残り(最長2年)、トレーナーとして後輩の育成に携わるスタッフもいます。

入校から職場配属までのフロー図

年間カリキュラム

年間カリキュラムの図
  • コース別実習 機械:汎用機械の切削、加工を学びます。
  • コース別実習 製造設備:からくり、ロボット制御、機械・電気保全を学びます。
  • コース別実習 CP制御:プログラミング言語、通信を学びます。
  • 技能照査:各専攻に沿った試験となります。

トレーナーインタビュー
Interview 01

人材育成部 アイシン学園
養成課 養成係
H.K
※2022年インタビュー当時

高校時代は電子機械科で学び、次世代の自動車にも欠かせないブレーキの製造に携わりたいと考えアドヴィックスに入社。ものづくりのリーダーを志しアイシン学園へ。1年間の鍛錬の後、自身が学んだことを後輩へ伝えるべくトレーナーに。

100名を超える同期とともに、
リーダーに求められる「心・技・体」を磨ける場所。

100年に一度と言われる大変革期を迎えている自動車業界。そのなかで現場を引っ張っていくためには、AIやIoT、DX、カーボンニュートラルなど幅広い知識や技術が必要になるとともに、どんなときも前向きに元気よく挑戦するリーダーシップやメンバーシップが重要になります。

もしかしたら、「アイシン学園は厳しい」というイメージを持たれているかもしれません。しかし、それは安全や品質を重視するものづくりの現場での活躍には欠かせないこと。1年間、ここで知識や技術、心を磨いて実際に現場で働くことになったとき、「学園で学んでよかった」とあらためて感じられるはずです。

人と人とが触れ合う機会が減っている今だからこそ、100名を超える同期とともに挑戦し、失敗し、そして成功をともにできるこの環境は貴重です。リーダーに求められる「心・技・体」を磨きたい方はぜひ希望してください。

※アイシン学園では、アドヴィックスだけでなく、アイシンと国内・海外グループ各社から集まった人材がともに学んでいます。

学園生インタビュー
Interview 02

人材育成部 アイシン学園
養成課 養成係
N.F
※2022年インタビュー当時

高校時代は県の強豪校でバレーボールと勉強を両立。アイシン学園出身の先輩や部活の顧問に勧められ、自身もリーダーを目指したいと考え入学。学園生として1年過ごし、次年度はトレーナーとして指導にあたる。

積極的に挑戦して自身を成長させ、誰からも頼られる人になりたい。

せっかくものづくりの仕事をするなら、リーダーとして活躍したい。そう思い、入学を決めました。アイシン学園は全寮制。高校までは実家暮らしだったため、知らない人と3人部屋で生活なんてできるかなと最初は不安に思っていました。しかし、実際に生活し始めてみるとすぐ仲良くなり、不安は吹っ飛びました。ときには相談したりアドバイスをもらったりする仲で、学園生活で欠かせない存在になりました。

学園では機械やプログラミングなどの専門知識はもちろん、多様なリーダーとしてのあり方や人前での話し方などコミュニケーションについても学んでいます。また、数名のチームで取り組むため、ひとつの目標に向かって仲間とやり遂げる難しさや助け合うことの大切さも学ぶことができます。

次年度からはトレーナーとして学園生と関わることになります。この1年「誰からも頼られる」ことを目標にやってきたため、トレーナーとしてもそうありたいと考えています。